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こだわりの環境

ボックストップ

この度の「元町整骨院」開院においてこだわったことがあります。

それは、来院される方々に気持ちの良い空間を味わってもらうことでした。それに、自分自身も健康な空間の中で働きたいとの思いもあって建築計画をしました。

森林浴など、ただ自然に身を置いているだけで体が楽になるのは、誰もが体感できる事と思います。自然の恩恵にかなうものはありません。

その環境を得るためには、昔から日本人の身体や生命に受け継がれている「本物の木造建築」で建てることだと思いました。

数年前、「コンクリートの部屋」と「木の部屋」で飼ったマウスの実験をテレビで観ました。そこでは「木の部屋」で飼われたマウスの方が断然長生きすることが放映されていました。

また、環境・健康評論作家、船瀬俊介氏著書『コンクリート住宅は9年早死にする』の第一章「コンクリ巣箱で93%のマウスが死んだ」で詳しく書かれていました。

こだわりの環境

今回の建設に際して、人の健康と木造建物について調べてみました。

近年、一般的な木造建築で使われる多くの木材は、集成材や合板であるようです。それらは、接着剤などに化学物質が使用されています。

その中に「ネオニコチノイド系薬剤」が含まれていることを知りました。虫を殺すには少量で非常に効果のあるもので、それが建材だけではなく住まいの中で多くの物に使われています。

また、合板などの木質建材には、化学物質であるホルムアルデヒドの排出を抑えるホルムアルデヒドキャッチャー剤といわれるものを使用することで、製造時には毒物の排出を抑えているようです。

しかし、建物に使用する時には既に劣化もはじまっていて、床暖房使用時や真夏の炎天下などでは毒の成分を抑制できなくなるそうです。

EU全域では「ネオニコチノイド系農薬」は2013年12月から使用禁止となりました。

ある資料では、ヒトの脳への影響、特に胎児・小児など脆弱な発達脳への影響、中枢神経や末梢神経への影響が報告されています。

また、子どもへの影響として、先天異常・多動性障害・記憶障害・学習障害・知能低下・自閉症・小児喘息・小児がん・糖尿病などの病気や障害が起こるとの報告書が出ています。

近年の病気、異常な事件や犯罪も、無関係ではないと思います。

輸入木材においては、輸出国を出る際に殺虫・防腐のために大量の薬剤を使用して日本へ送られる木材が多いそうです。

日本は国土の3分の2が森林、世界トップクラスの森林大国です。

しかしながら日本で消費する木材の70%以上を輸入している木材輸入大国です。

日本の人口は世界の2%、その日本で世界の約3分の1の木材が消費されています。

全国に有り余っている杉の人工林が有りながら、なぜ大量に木材を輸入するのでしょうか。

それは、杉は製材した後に建材として使用可能な状態になるまでの乾燥に時間がかかること、乾燥が難しいことを知りました。

昔は時間をかけ天然乾燥をした木材を使い、何百年も長持ちのする「呼吸する家」が建っていました。住んでいる人たちも使用している木材から健康を頂いていたと思います。

人が一日に取り込む食物の重量より、一日に吸い込む空気の重量は、5倍もあるそうです。

その空気をつくってくれるのは、「木」です。ただし、呼吸する無垢材です。

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昔、行なわれていた木の乾燥は、当然天然乾燥でした。しかし乾燥には時間がかかる、特に杉は乾きにくい、そこで乾燥させる機械を開発しました。

当初は木にあまり負担をかけない温度で稼働していたのが、効率を上げるために高温の蒸気を木材に当てる装置を開発、温度は100℃になり、120℃になり、200℃近い温度で稼働する装置も現れました。つまり、煮ることになります。


高温で乾燥することで、防虫成分、芳香成分、精油成分など、「木」本来が持っている生命成分も全て排出されます。

これでは「木」が生きている、呼吸している、とは言えません。

生命成分を抜かれた木材は、殺虫剤や防腐剤などの加工が必要となり、結局は人の身体に生命に、やさしくはありません。

30年ほど前から高温蒸気乾燥が主流となり、木材乾燥機の9割を超えたようですが、最近では中温で稼働する所も増えてきたと聞いています。

業界では80℃を中温と言っているようですが、普通に考えると80℃でも十分高温ではないかと思います。

理想の「整骨院」施設を作りたいと考えていたころ、従来の高温乾燥をくつがえす、45℃稼働温度の木にやさしい低温乾燥装置「愛工房」のことを本で知りました。

その本は、船瀬俊介氏著書『奇跡の杉』でした。

低温でやさしく乾燥させるため、木は水分だけを出して酵素などは損なわれないのです。生命成分は失われないので、防虫・防腐加工も必要ありません。

そんな夢のような建材を使用して整骨院を建てられたら、きっと、心も身体も喜ぶ最高の空間になると思いました。

こだわりの環境

そこで、「愛工房」を発明した伊藤好則氏の会社、板橋区のアイ・ケイ・ケイ株式会社を訪ねました。

木材購入のことで伺ったのですが、建築全体の相談に乗ってもらうことになりました。

そこで壁に貼る「い草(いぐさ)和紙」があることを知りました。畳表になる「い草」は熊本県の八代地方が全国の9割を生産しているそうです。

10数年前、「い草」農家で50名以上の自殺者が出たと言われる惨状に出会った伊藤好則氏は、仲間と一緒に「八代い草応援団」をつくり、その時に生まれたのが「い草和紙」と聞きました。

「い草和紙」の壁紙・障子紙は呼吸しています。

仕上げに木を張らない所には「い草和紙」を選択しました。建設の計画当初からビニールクロスの使用は考えていませんでした。

施工する工務店さんも紹介してもらいました。望み通りの建材に出会い、使用できたとしても施工する工務店次第では素材が活かされないのではと心配していましたが、結果は大満足なものとなりました。

空気が浄化される、保温効果や調湿効果があることはもちろんですが、この空間の心地よさは、言葉や文字による説明では表せません。説明の必要はないでしょう。

自然治癒力や免疫力が向上する最高の環境を創ることができました!

伊藤好則氏の、「食べる物は選べるけれど、吸う空気は選べない」の言葉が印象的でした。食の安全に気を付けている人は多いでしょうが、空気の安全にも気を付けなければならない時代になったのかもしれません。

医療機関はもちろんのこと、子どもたちの通う学校や施設、公共の建物から一般住宅まで、人や生きもの、全ての生命にやさしい建物が広まってほしいと願っています。

患者様だけではなく、受付の方や施術者の私を含め、「元町整骨院」を訪れる全ての方々に、素晴らしい自然が生み出す生命の恩恵を味わって頂きたいと思います。

空気の違い、自然のエネルギーの素晴らしさを一人でも多くの方に体感して頂ければ幸いです。

こだわりの治療

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元町整骨院では、痛みの原因を正確に特定し、再発や後遺症が残らないよう、手技に重きをおいた治療を行なっています。

ここでは、足首を捻挫した場合の治療を、ひとつ例にとってご紹介致します。

足首を捻挫した場合、一般的な整形外科や整骨院等の治療法の多くは、電気をかける、マッサージをする、シップを貼って包帯などで固定する、だと思います。

スポーツなどで靭帯の大部分を痛めたケースは、完全固定の処置を受けます。損傷部位がくっつくまでは安静な状態が保てないといけないからです。

しかし日常生活で多いのは、靭帯等は断裂まではしていないが、その代わりに骨が「ずれ」てしまっているケースです。

こういったケースでも、靭帯の損傷度合が大きい時のように完全固定されることが多いようです。

この場合、ただ固定するだけで終わってしまわないようにすることが重要です。

足首には足根骨という小さな骨が7つあります。慎重に触診してみると、足根骨のどれかひとつ、もしくは複数が、ずれていることが多いです。

この「ずれ」は非常に微少なので、手による触診で確かめることはできても、レントゲン上は「異常なし」かもしれません。

この場合、「手によって」ずれた骨を元の位置に戻すことが重要です。この作業がなされないまま完全固定だけされてしまえば、ゆがみやひずみが残るかもしれません。

固定だけでは、損傷靭帯の修復は成されたとしても、ずれた骨の矯正までが精密に行なわれることは難しいからです。

完全固定だけであっても時間と共に痛みはなくなっていきます。なので「治った」と思いがちですが、「痛くなくなる」ことと「治る」ことは一緒ではありません。

7つの足根骨のバランスを矯正し、必要であればテーピングで動いてほしくない方向へ可動域制限をかけるといった治療法を選択します。

通院中は来院の度に骨の位置を調整するので、生活上、再度ずれることになっても心配ありません。

関節の可動域検査や、骨の位置のチェックもより容易にできるため、後遺症を少なくすることができるというメリットもあります。固着のリスクが減るからです。

今現在の痛みを減らしていくことはもちろん大切ですが、将来的なことを考えると周りの骨とのバランスも診る、ということも大切です。

今回は、足首の捻挫の例だけを取り上げましたが、当院ではこのような治療方針で、痛めた部位がどこであっても(肩でも腰でも膝でも)骨のゆがみを常に念頭においた施術を行なっております。

たとえ、つき指ひとつであっても軽視せずに、後遺症が残らないようにしましょう!

尚、当院では保険適用外の疾患等でお悩みの方の治療もいたしております。

体のゆがみやバランスの治療をご希望の方、内臓系や神経系の調和をご希望の方、自然治癒力(免疫力)を高めたい方等、その他においてもお気軽にご相談下さい。

午後12:00~3:00は完全予約制の治療時間として設けてあります。

患者様の声

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H様・女性""

H様・女性

治療はもちろんのこと、木の香りがいっぱいの建物に入るだけで癒されて元気になります。私はアレルギー体質なのですが、先生のところにいるあいだは、いるだけで不思議なくらい体が楽になります。治療後も帰りたくないくらいです。

M様・男性

M様・男性

膝の治療でお世話になっています。膝に水がたまってしまって病院で抜いたのですが、すぐまたたまってしまうという状態でした。先生に膝の関節のずれを治療してもらったところ、注射針で抜いたわけでもないのに水が抜けていき、痛みもとれてきました。あきらめていたゴルフもできるようになりました。

Y様・女性

Y様・女性

予約治療の時間にお世話になっています。足のしびれがとれなくて困っていました。病院でレントゲンとMRIを撮ったら椎間板ヘルニアと診断され、手術をすすめられました。先生にみていただいたら、足のしびれもとれ手術もしないですみました。本当にありがとうございます。

U様・男性

U様・男性

交通事故の治療でお世話になりました。病院では骨には異常ないから大丈夫と言われたのですが、首から肩にかけての痛みだけでなく頭痛も出てきました。先生に首の骨のずれを治してもらったらすっかりよくなりました。事故前より首の調子がよくなったみたいです。

おしらせ

診療時間

診療

保険診療時間

午前 / 8:00~11:00
午後 / 3:00~  6:00
(水曜土曜は午前のみ)
(受付は15分前まで)

各種健康保険が使えます
交通事故、労災指定院です

骨折・捻挫・打撲・脱臼のほか、 腰痛・ギックリ腰・椎間板ヘルニア、膝の痛み・膝に水がたまる・
手足のしびれ、肩こり・五十肩・
肘の痛み・腱鞘炎、むち打ち症・
寝違え・偏頭痛、スポーツ外傷等

 

予約治療時間

午後 / 12:00~ 3:00
(完全予約制です)

保険適用外の疾患全般
体のゆがみやバランスの矯正
内臓系や神経系の調和
自然治癒力や免疫力の向上 等
その他においてもお気軽にご相談下さい

 

休診日

日曜・祝日

 

アクセス

横長ボックス

電車の場合

JR北浦和駅東口より徒歩13分
バス停「市立高校入口」より徒歩1分

駅から徒歩では…
JR北浦和駅東口をおりて
駅前のスクランブル交差点を右折し、1つ目の信号を左折
そこから3つ目の信号を左折してすぐ左側

お車の場合

東京方面からお越しの場合
産業道路(県道35号線)沿い右手に、
浦和駒場スタジアムがあります
それを通り過ぎて500mほど先の、
信号「本太中学校前」を左折
そこから2つ目の信号を右折してすぐ左側
目の前に2台駐車場があります

 

〒330-0073
埼玉県さいたま市浦和区元町2-32-12

048-886-8787